日本中医推拿療法研修試験機構(日推構)は、1996年設立中国全国高科技健康産業工作委員会所属の中医保健推拿行業専業委員会日本分会の直轄機関として誕生しました。本機構は、針灸・漢方薬と共に中国三大療法である『推拿(すいな)』の、日本での正しい普及と発展を目的に設立されました。世界には、さまざまな治療法や療術が存在しています。代表的な海外の認定資格には、中医推拿(総合整体)やカイロプラクティックがあります。その正規の資格を取得するためには、正規の教育と受験資格を取得する必要があります。カイロプラクティックDr資格は主にアメリカ合衆国の州が定める基準で、中医推拿の資格は中国政府が定めるカリキュラムを学ぶ必要があります。
その為に本機構は、発祥の国である中国で標準化され、今もなお発展し続ける『推拿療法』の中国政府公認資格である『中国保健推拿師』の資格取得に必要な国家制定の学習カリキュラムを取り入れた研修と試験を推進する日本で唯一の機関です。
国民の健康を願うことは世界共通です。そこで、歴史と伝統がある、近年世界各国の数多くの臨床家から注目を浴びている伝統手技療法『推拿療法』と『中医鍼灸』の正しい知識と技能の普及を、国際交流を通じて今後とも促進していきます。